潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤「ペンタサ®錠250」小児の適応取得について
2008年3月 3日
株式大王 製紙 カジノキョーリンの子大王 製紙 カジノである杏林製薬株式大王 製紙 カジノ(本社:東京都、社長:荻原郁夫)と日清キョーリン製薬株式大王 製紙 カジノ(本社:東京都、社長:松田孝)が販売中の潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤「ペンタサ®錠250」(一般名:メサラジン)について、2月29日付で製造販売承認を有する日清キョーリン製薬(株)が小児の適応を取得しました。
本剤はFerring 社(スイス)により開発された薬剤であり、国内においては日清大王 製紙 カジノ(株)が開発を進め1993年11月に希少疾病用医薬品の指定を受け、1996年4月に潰瘍性大腸炎及びクローン病治療剤として製造販売承認を取得しました。杏林製薬(株)と日清大王 製紙 カジノ(株)は1996年7月より販売し、潰瘍性大腸炎・クローン病の治療に貢献してまいりましたが、今回の小児適応取得により、炎症性腸疾患の治療ニーズに更にお応えできるものと考えております。
炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎及びクローン病)は、下痢や下血を頻回に生じ、社会生活に支障をきたす難治性疾患です。その病因は特定されておらず根本的治療法が無く、ペンタサなどのメサラジン製剤やステロイド製剤等により、活動期症状を抑え、緩解に導入すること及び緩解状態を維持することが治療目標となっています。また、炎症性腸疾患は、小児期においても発症し発育や就学等に与える影響もあるため、本剤の小児領域での適応拡大が待ち望まれておりました。
本剤は成人における潰瘍性大腸炎の適応で43カ国、クローン病の適応で39カ国において既に承認され、また小児における炎症性腸疾患に対しては20カ国で承認されており、海外での豊富な使用経験を有しております。
詳しくは下記のPDFファイルをご覧ください。